第8回:当日の様子
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
一人目の演者は岩手大学農学部の東淳樹さん。カラスの移動をiPadを使ってリアルタイムで追跡する試みは非常に興味深いものでした。前の日と違うねぐらに行くこともあるとは驚きでした。途中から岩手大学連合農学研究科の高橋広和さんにバトンタッチしてクマの話題へ。
二人目の演者は京都大学野生動物研究センターの酒井麻衣さん。バイオロギングの調査につきものの数々の苦労話もまた興味深いものでした。
三人目の演者は名古屋大学大学院環境学研究科の依田憲さん。三陸海岸のオオミズナギドリが、様々な場所に餌をとりにでかけては日没時刻にねぐらに帰れるように移動することを明らかにしたというバイオロギングならではの成果は聴きごたえがありました。
講演のあとは、実際に使われたデータロガーをみせていただきました。
★なお、カラスとクマの話題については当日の動画をみることができます。